チャームポイントのトップバッターは、何と言っても可倒式のフロントウインドウ。

これを倒すと目線水平〜垂直方向に視界をさえぎるものは何もなく、開放感は最高となります。
 
そのかわり、走行中はゴーグルかサングラスが必需品。

また、時速80Kmにおいて平然とした表情で走るには、かなりの面の皮の厚さが必要です。

あなたならもちろんOK!
 






運転台から見える風景はこんな感じです。

フロント・ウインドウが倒れたボンネットの雰囲気は、普通の車とは全く異なります。

車と言うよりは、走行機械と言ったほうがよいかも知れません。







愛嬌のある丸型寄り目ヘッドライトと縦格子型フロントグリル。

寄り目はブッシュ等からヘッドライトを守るための配慮。
 
縦格子グリルはジープのトレードマークです。

また、ボンネットの上は平らなので物を置くのに重宝します。







4輪リジットリーフサスペンションと鉄製バンパー。

いずれも頑丈さにおいて右に出るものはありません。

サスは別名突撃サスペンション。

バンパーはちょいとした土手を削るときに役に立ちます。







ボンネットは極悪路走行中にも開かないように、ストッパーで二重にロックします。






 
ボディから独立したフロント・ホイールハウスと下駄山タイヤ。

ジープには下駄山タイヤがよく似合います。
 
ホイールハウスの空間が広いので、チェーンの着脱作業は大変ラクチン。(下駄山・・・DUNLOP LIGHT TRUCK 7・00-15 6PLY)







ブレードが短くコチョコチョ動くワイパー。

払拭面積も狭く掻き揚げた水がダラダラ垂れてあまり効率が良いとはいえませんが、大変愛嬌があります。







きわめてシンプルなフロントベンチュレーション。

開けたとたん涼風が顔をなでてくれますが、雨の日には水滴も一緒に入ってきます。






 
ヒョイと外れる幌製ドア。

ドアを外しただけでもかなり開放感があります。







細身大径ハンドルとインパネまわり。

初期モデルよりほとんど変わらない防水5眼メーターは計器そのもの。

また、各種スイッチノブは極めてクラシカルです。

ジープにとってもカーナビは必需品。

ポータブル型のものを取り付けました(3台目)。







防水5眼メーターのアップ。
 
左上…燃料計

左下…エンジン油圧計

中央…速度計

右上…電流計

右下…水温計







外部照射式計器照明。

タングステン光に照らされた防水5眼メーターの雰囲気は最高です。
 
ただしルームライトがないので、夜間は懐中電灯が必需品。







ニョキ、ニョキ、ニヨッキリと床からはえた3本のレバーは、オートマになれた人の目をむくこと間違いなし。

 
左より変速レバー、2輪-4輪切り替えレバー、高速-低速切り替えレバーです







グローブボックスを外したスペースに取り付けた、DC-DCコンバーターと430MHZ帯のFMトランシーバーです。

機器周囲のスペースは、ブラック塗装したアルミパネルでふさぎました







大変
メカニカルなハンドル周り。

小型航空機のコックピットを連想させます。

運転台に座っただけで、気分は最高!







こんなシンプルな折りたたみイスは、他の車ではお目にかかれないでしょう。

一応向かい合って二人が座れます。







荷室リアゲートはガステーブルとして大変便利。
 
煮炊きをした際のふきこぼれも水を流せば苦になりません。

ただし履き物を下に置いておかないこと。







さらに、荷室に100×90センチの特注畳を敷けば、お座敷ジープのできあがり。







そして、助手席を前方に折りたたみ寝袋を持ち込めば、一人用キャンピングジープに早変わりします。

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